変数によるチャートの表示切替

QlikView(クリックビュー)では変数を用いてチャートの内容の切替が可能です。

ここでは変数を用いて売上金額の棒グラフを支店別に表示切替する方法を紹介します。

では説明します。

 

● チャートの準備

1.変数によるチャートの表示・非表示ページで作成した棒グラフを準備します。
● 変数の宣言

1.変数によるチャートの表示・非表示ページと同様に変数を宣言します。ここでの変数名は『region』にします。

 

ではチャートを編集してチャートの表示切替を設定していきます。

 

 

● チャートの編集

1.チャートのプロパティを開きます。

■ 基本設定

1.【ウィンドウタイトル】に以下の文を入力します。

=if(region=1,’全国売上-仕入対比’,if(region=2,’北海道支店詳細’,if(region=3,’東北支店詳細’,if(region=4,’関東支店詳細’,if(region=5,’中部支店詳細’,if(region=6,’関西支店詳細’,if(region=7,’中国四国支店詳細’,if(region=8,’九州支店詳細’))))))))

 

この文の意味は

変数『region』が『1』のときチャートのタイトルは『全国売上-仕入対比』となり,

変数『region』が『2』のときチャートタイトルは『北海道支店詳細』・・・ということです。

このように各region毎にチャートタイトルが変化していく仕組みとなっています。

2.【チャートにタイトルを表示する】のチェックボックスをオフにします。

 

01

 

■ 数式

1.【条件付き表示】のチェックボックスをオンにします。

2.その下に『region = 1』と入力します。

3.【ラベル】に『全国売上金額』と入力します。

4.【追加ボタン】を押します。

 

00

 

■ 数式の編集

1.入力欄に『sum(仕入金額)』と入力します。

2.【OKボタン】を押します。

■ 数式

1.『sum(仕入金額)』を選択します。

2.【条件付き表示】のチェックボックスをオンにします。

3.その下に『region = 1』と入力します。

4.【ラベル】に『全国仕入金額』と入力します。

 

000

 

これまでの数式タブにおける作業で『全国売上金額』と『全国仕入金額』の条件を設定しました。

これと同様のことを各支店毎に設定しなくてはいけないので、その分数式を追加する必要があります。

つまり、ここではあと14個の数式を追加します。

上では全国の売上金額と仕入金額の設定を行いましたが、これ以降は各支店の条件を設定していきます。

各支店の場合、【定義】がこれまでとは違うので気をつけてください。

では北海道支店から説明していきます。

 

 

● 北海道支店の数式の追加

■ 数式

1.【追加ボタン】を押します。

■ 数式の編集

1.入力欄に『num(sum ({<支店名={‘北海道支店’}>}売上金額),’#,##0′)』と入力します。

2.【OKボタン】を押します。

■ 数式

1.『num(sum ({<支店名={‘北海道支店’}>}売上金額),’#,##0′)』を選択します。

2.【条件付き表示】のチェックボックスをオンにします。

3.その下に『region = 2』と入力します。

4.【ラベル】に『北海道売上』と入力します。

5.【追加ボタン】を押します。

 

0000

 

■ 数式の編集

1.入力欄に『num(sum ({<支店名={‘北海道支店’}>}仕入金額),’#,##0′)』と入力します。

2.【OKボタン】を押します。

■ 数式

1.『num(sum ({<支店名={‘北海道支店’}>}仕入金額),’#,##0′)』を選択します。

2.【条件付き表示】のチェックボックスをオンにします。

3.その下に『region = 2』と入力します。

4.【ラベル】に『北海道仕入』と入力します。

 

00000
 

以上で北海道支店の数式の追加が完了です。

これと同様に『東北支店』『関東支店』『中部支店』『関西支店』『中国四国支店』『九州支店』の数式の追加を行ってください。

数式は先ほどの北海道の部分を各支店ごとに以下の赤字の部分のように変更してください。

“num(sum ({<支店名={‘東北支店’}>}売上金額),’#,##0′)”

“num(sum ({<支店名={‘東北支店’}>}仕入金額),’#,##0′)”

変数は

『東北支店』が『region = 3』

『関東支店』が『region = 4』

のように変数の値を1ずつ増やしていってください。

 

000000

 

■ 目盛線

1.各数式の【グリッドの表示】のチェックボックスをオンにします。

2.【軸の目盛線】の【第1軸ラベル】と【第2軸ラベル】で『/』を選択します。

 

07

 

■ 数値書式

1.各数式の【数値書式設定】を『通貨』にします。

2.【百万の単位】に『百万円』と入力します。

 

05

 

これでチャートの編集作業は完了です。

続いてボタンを作成します。
● ボタンの追加

1.ボタンの追加ウィンドウを開きます。

■ 基本設定

1.【テキスト】に『全国』と入力します。

 

04

 

■ アクション

1.【追加ボタン】を押します。

■ アクションの追加

1.【アクションの種類】から【その他】を選択します。

2.【アクション】から【変数の設定】を選択します。

3.【OKボタン】を押します。

 

03

 

■ アクション

1.【変数】に『region』と入力します。

2.【値】に『1』を入力します。

3.【OKボタン】を押します。

 

02

 

チャートが表示されました。

同様に他の地域のボタンも作成してください。

地域に対する変数の値は下記です。

北海道支店:2

東北支店:3

関東支店:4

中部支店:5

関西支店:6

中国四国支店:7

九州支店:8

 

test32

各地域のボタンを押すとそれぞれ対応する数式が表示されることが確認できます。

また、変数を応用すれば数式だけでなく、軸の設定なども変更することが可能です。

 

 

QlikViewを体験してみませんか?

アイウェイズコンサルティングでは毎月QlikViewの無料ハンズオンセミナーを開催しています。 初めてQlikViewをご利用される方を対象に、QlikViewって何?ってところからQlikViewと他のBIとの違いについてもわかりやすくご説明させて頂いております。