お問い合わせ
4 分で読むことができます。

【QlikView】サイクリックボタンを大きくする、表示場所を変更する

執筆者 KJ 更新日時 2014年7月22日

Qlikview(クリックビュー)では、サイクリックボタンの大きさ、位置を変えることができます。

今回の記事では「iPad 画面でサイクリックボタンは小さすぎて押しにくい」という意見や、

「サイクリックボタンの位置を変えたい」という要望にお答えします。

 

■ ファイルを取り込む (売上詳細.csv)

こちら 「http://iw-qlikview.com/mastercalander/」 記事を参照してください。

 

 

■ チャートの作成

① シートの空いている場所を右クリックし、「シートオブジェクトの追加」 を選択します。

② 「チャート」 を押します。

01

 

 

③ 「円グラフ」を選択し、「次へ」ボタンを押します。

 

■ サイクリックを作成。

① 「グループの編集」ボタンを押します。

② 「新規作成」ボタンを押します。

③ 項目から「年」、「年月」、「年月日」、「日」、「曜日」を Ctrl ボタンを押しながら選択します。

④ 「追加」ボタンを押し、使用項目に追加されたのを確認します。

⑤ 「グループ名」をcyclic と記入します。

⑥ 「サイクリック グループ」にチェックを入れます。

⑦ 「OK」ボタンを押します。

 

02

 

④ 「項目/グループ」から「cyclic」 を選択し、「追加」ボタンを押します。

⑤ 「次へ」ボタンを押します。

04

 

⑥ 「数式の編集」画面で「sum(売上金額)」 と入力します。

⑦ 「OK」ボタンを押します。

05

 

⑧ 「ラベル」は「売上金額」にします。

⑨ 「データ点の値」と「相対値表示」にチェックを入れます。

⑩ 「完了」ボタンを押します。

 

06

 

※ 円グラフが出来ました。以下の通りになります。

07

 

■ 作成したチャートからピボットテーブルの作成

① 「売上金額」チャートをクリックし、オブジェクトをコピーします。

(Ctrl + C  and Ctrl +Vを押し、コピーしたオブジェクトをドラッグします。)

② 新しく出来たチャートを右クリックし、「プロパティ」を開きます。

③ 「基本設定」タブに移動し、「ピボットテーブル」を選択し、「OK」ボタンを押します。

08

 

※ これでピボットテーブルが作成できました。

※ チャートとピボットテーブルのサイクリックボタンを押し、動作を確認してみてください。

 

09

 

ここから、サイクリックボタンを作成していきます。

① 画面の空いているところを右クリックし、「シートオブジェクトの追加」⇒「テキストオブジェクト」をクリックしてください。

② 「基本設定」のテキストを「='qmem://<bundled>/images/cyclic.png'」 と記入します。

③ 「プレゼンテーション」から「画像」を選択します。

④ 「画像拡大/縮小」から「縦横比を固定する」を選択します。

⑤ 「透過性」を100% にセットします。

⑥ 「アクション」タブを押します。

10

 

■ マクロの作成

① アクションタブの「追加」を押します。

② 「その他」から「マクロの実行」を選択し、「OK」ボタンを押します。

11

 

③ 「モジュールの編集」ボタンを押します。

④ モジュールに以下の文を入力します。

sub cyclicbutton

set gg = ActiveDocument.GetGroup("cyclic")
gg.cycle 1

end Sub

⑤ 「構文チェック」ボタンを押し、構文が正しいかチェックします。

⑥ 「モジュールセキュリティの設定」を「システムアクセス」に変更します。

⑦ 「現在のローカルセキュリティ」を「システムアクセスを許可する」に変更します。

⑧ 「OK」ボタンを押します。

12

 

⑨ 「マクロ名」に「cyclicbutton」と記入します。

⑩ 「OK」ボタンを押します。

※ これでcyclicボタンが出来ました。

13

※ サイクリックボタンを押して動作確認してみてください。

14

 

※ cyclic ボタンの位置が自由に変えられることも確認してください。

15

 

 

 

QlikViewを体験してみませんか?

INSIGHT LABではQlik紹介セミナーを定期開催しています。QlikViewとQlik Senseの簡単な製品概要から、Qlikの特性である「連想技術」のご紹介、デモを通してQlikViewとQlik Senseの操作感や美しいインターフェースをご覧いただきます。企業の大切な資産である膨大なデータからビジネスを発見する 「Business Discovery」を是非ご体験ください。

詳細はこちら

KJ

執筆者 KJ

セールスマーケティング 部長 野球部 部長

2 分で読むことができます。

QlikView 関数 まとめ一覧【重要関数大全】

2 分で読むことができます。

【QlikView/Qlik Sense】Set分析でCount関数を使う方法