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【QlikView】営業効果を分析する(散布図)

執筆者 KJ 更新日時 2014年6月10日

今回は、営業効果がどれだけあったのか、営業回数と商品の売上を散布図を使って分析したいと思います。

 

今回、使用するデータソースは「data_source」を使います。

使用するチャートは散布図を使用し、製品と売上金額、営業回数から、売上効果を分析します。

作業フローは

①データの取り込み

②チャートの作成

➂商品分類のサイクリックを作成

という流れです。

 

①データの取り込み

では、早速データを取り込んでみたいと思います。

今回使用するテーブルは「商品小分類」、「商品中分類」、「商品大分類」、「売上明細」、「営業報告」です。

これらを取り込んでリロードします。

スクリーンショット (310)

 

 

 

これで、データの取りこみは完了です。

②次はチャートの作成です。

 散布図を作成します。おおまかな作成方法は、以前の記事を読んでください。

 

 

シート上から、右クリックを押し、シートオブジェクトの追加から「チャート」を選択します。

基本設定タブでウインドウタイトルを営業効果分析にします。そして「チャートにタイトルを表示する」のチェックを外し、散布図を選択します。

 

スクリーンショット (311)

 

今回は軸項目に、「製品大分類名」を追加します。

 

スクリーンショット (313)

 

 

 

次に数式の設定を行います。数式は3項目作成します。「売上げ金額」、「販売数量」、「営業回数」です。

まず、X軸に「売上金額」、Y軸に「売上数量」を設定します。

最後に「営業回数」を設定します。Z軸に「訪問目的コード」をcount()関数で数えます。

数式は「count(訪問目的コード)」とします。※訪問目的コードを1回とみなしカウントします。

スクリーンショット (321)

 

これで数式は完了です。ここで「完了」を押し、一度チャートを確認します。

スクリーンショット (322)

このようなチャートが完成しているかと思います。

 

 

 

これからチャートを見やすくしていきたいと思います。まず、グリッドを追加します。

右クリックを押し、「目盛線」タブを開きます。X軸とY軸の「グリッドの表示」にチェックを入れます。

スクリーンショット (318)

 

そして、「プレゼンテーション」タブの基準線を追加します。

ラベルに平均と入力して、定義の「パーセントスタイル」にチェックを入れます。スクリーンショット (315)

 

 

➂商品分類のサイクリックを作成

設定タブの「ドキュメントプロパティ」を開きます。

スクリーンショット (325)

 

グループタブの新規作成をクリックします。

「製品中分類名」「製品大分類名」「製品小分類名」の項目を追加します。

 

スクリーンショット (326)

 

 

サイクリックを設定できたので、チャートの軸項目を変更します。

チャートを右クリックし、「軸」タブから「製品」項目を追加し、「製品大分類名」項目を削除します。

スクリーンショット (324)

 

 

ここでOKを押します。

するとこのようなチャートが完成します。

営業成績の回数と売り上げ数量と、売上金額の相関が見ることができます。

スクリーンショット (320)

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KJ

執筆者 KJ

セールスマーケティング 部長 野球部 部長

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